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スタールビーは東洋の言い伝えでは、厄を除けて幸運を呼ぶとされてきました。
現在はルビーと共に7月の誕生石です。

スターサファイアは、中世のキリスト教徒にとっては、スターを構成する3本の交差するスターが、キリスト教で善とされる、信仰、希望、慈善を象徴していました。

また古くからの言い伝えの中には、スターサファイアは運命の石であり、そのスターは守護霊の役割を果たし着用者を災難から守るというものが幾つかあります。
現在はサファイアと共に、9月の誕生石です。


そして今日もスター石はミステリアスな夜空の星を象徴する宝石として、多くの人々を魅了しています。





今回はそのスターの秘密をご紹介させていただきます。

実はルビーとサファイアはコランダムという同じ鉱石の宝石です。

スタールビー(レッド)、スターサファイア(ブルー)はスターコランダムに分類されます。

コランダムはすべて、酸化アルミニウム、つまりアルミニウムと酸素の化合物で構成されています。

最も純粋なコランダムは無色ですが、その結晶構造の一部として微量元素が加わることでカラーの変化が生まれます。

ルビーはクロムを含むことよって赤くなり、クロムが多いほどレッドの色相が強くなります。



上記のルビーはクアラントットのジュエリー実際に使用しております3mmのルビーです。

下記のクアラントットのフィレンツエモデルのネックレスチャームやピアス、石座の後ろに星の秘密が隠されているモデルのリング、ネックレス、ブレスレットに使用しています。




サファイアは鉄とチタンが数百分の1パーセント含まれるだけでブルーになります。
鉄の含有量が多ければ多いほどブルーの暗さが増します。

こちらも同じく3mmのサファイアです。
ルビーもサファイアもカラーが深く美しい高品質なものを厳選しております。




スター効果はアステリズムと呼ばれる特殊効果です。

この効果は幾つかの特定の方向に配列した微細な針状のシルクのインクルージョン(内包物)に光が反射して生じるのです。

スター2本か3本、あるいは6本の光の帯が交差したもので、結果、4条、6条、12条のスターとなります。






こちらの写真は12条のブラックスターサファイアです。


スタールビー、スターサファイアは大抵6条で、カボションカット(宝石を丸い山形にと整え研磨し光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカット。「カボション」は中世フランスで「頭」を意味する。)にしてその効果を引き出すには熟練を要します。


こちらはクアラントット神戸店のショーケースに並んでおります、パープルスターサファイアのリングです。
とても美しい6条のスターです。





古くから特殊効果を示すコランダムを産出しているのは、スリランカ、ミャンマー、タイ、オーストラリア、アメリカのモンタナ州です。
アフリカとベトナムにも、新しい鉱床が見つかっています。

ちなみにクアラントットのスタールビー、スターサファイアはスリランカの現地の宝石商から直接仕入れています。







スリランカは人口2000万人強の日本と同じ島国で、「宝石の島」と呼ばれています。

数世紀にわたって、あらゆるカラーのサファイアやカラーチェンジサファイア、スターコランダムを産出してきました。

宝石のほとんどは、島の南側2/3の地域にある河川の底や、小川から、あるいは水田からも採掘されます。




インドの南に位置する、宝石の島スリランカからやってきた、厳選されたスターコランダム、ぜひ店頭でご覧になってくださいませ!








あなただけの夜空の星と出会っていただけるかもしれませんね^ ^



















クアラントットではスタールビー、スターサファイアのルース(裸石)からリング、ピアス、ネックレスチャームをオーダーしていただけるイベントを、大阪高島屋店を皮切りに、全店を巡回していく形で開催しております。
現在は神戸店で開催中でございます。

神戸店 7/10まで
阪急梅田店 7/13~7/19
表参道ヒルズ店 7/22~7/28
大丸梅田店 7/31~8/6
神戸大丸店 8/9~8/17
京都高島屋店 8/20~8/28




ルースが無くなり次第終了となります。

スタールビーが今日の段階ですべてお嫁に行っておりますので、現在スターサファイアのみがオーダーいただけます。
イベント前にブログを公開すれば良かったですが、間に合いませんでした。
大変申し訳ありません。
スタールビーはまたの機会に仕入れたいと思いますのでご期待くださいませ。





GIA GG(米国宝石学会 宝石学修了者)
クアラントット宝石鑑定士
淵田 大介 / Daisuke Fuchida