ワイドショーなどで芸能人が婚約指輪を披露しているシーンをご覧になったことありませんか?


「そちらの指輪のダイアは何キャラットでしょうか?」


とリポーターさんが質問するのをみなさんも一度は耳にされたことがあるかと思います。



キャラットという言葉ですが、これは宝石の重さの単位です。(1キャラット=0.2g)



右端が2キャラットのダイアモンドです。

あえてコーヒー豆といっしょに撮影してみました。

大きさがなんとなく伝わりませんでしょうか?

先日結婚されたDAIGOさんと北川景子さんの婚約指輪も2キャラットだったそうですよ。





さらに米粒とも比べてみました。

真ん中が1.5キャラット、左端が1.1キャラットです。


1キャラット以上の重量があるダイアモンドは、1000のうち1つほどしかありません!


美しいのみならず希少性もあるのですから、ダイアモンドは世の女性を虜にするはずですね^ ^


GIA GG(米国宝石学会 宝石学修了者)
クアラントット宝石鑑定士
淵田 大介 / Daisuke Fuchida
ダイアモンド全体の2%未満といわれる、TypeⅡa(タイプ2a)というダイアモンドが入荷しました!



写真の左のダイアモンドがそれです。
1.1キャラットもあります!


タイプ2aは並外れて純粋な化学組成を有する珍しい種類のダイヤモンドであり、ほぼ全て炭素だけでできています。
(通常ダイアモンドには窒素が含まれています。)

TypeIとTypeIIはさらに細分化され、全てのダイアモンドがTypeIa, TypeIb, TypeIIa, TypeIIbのどれかに分類されます。





世の中のほぼ全てのダイアモンドがTypeI(タイプ1)となりますが、古から大富豪や権力者のみがTypeIIダイアを所有し、現代においても多くの人/ダイアモンド商人でさえTypeIIの存在すら知りません。


実は有名なダイアモンドの多くはTypeIIに分類されます。

英国王室が持ちロンドン塔に永久展示されているCullinanIやKoh-I-Noor、

エリザベステイラーが所有していた有名なElizabeth Taylor Diamond、

スミソニアン博物館所有のナポレオンのネックレスにつけられている52個のダイアモンドのうち13個のダイアモンド、

また2013年にHarry Winstonがクリスティーズのオークションで購入したWinston Legacy、

これら全てがTypeIIa(タイプ2a)のダイアモンドです。

ちなみにブルーダイアモンドで有名なスミソニアン博物館所有のHopeは、TypeIIb(タイプ2b)です。

こちらはホウ素を含んでおり、すべてのダイアの0.5%未満しかありません。

タイプ2aとタイプ2bのダイアモンドは非常に希少なのでGIAの鑑定書とは別に専用の証明書が用意されているのです。




今回は本当にタイミング良く、素晴らしいタイプ2aを見つけることができました。

私としても普段なかなかお目にかかれませんので、しっかり目に焼き付けておこうと思います!





GIA GG(米国宝石学会 宝石学修了者)
クアラントット宝石鑑定士
淵田 大介 / Daisuke Fuchida

ジュエリーのお好きな方、婚約指輪をお選びになった経験のある方、ジュエリー業界関係者の方は、ダイアモンドの4Cに関してはご存知かもしれません。

しかし一般的にはまず聞いたことがない言葉だと思いますので、ここで簡単にご説明いたします。


4Cとは、GIA(1931年設立。カリフォルニア州に本校を構える世界的な宝石機関。日本語では米国宝石学会。)が確立したダイアモンドの品質を評価するための世界的に標準となっているものです。

4Cは以下の4つの言葉の頭文字です。

carat キャラット 重さ

clarity クラリティ 内部と外部の特徴

color カラー

cut カット


この中で一般的に最も馴染みのないのが、クラリティだと思います。

ダイアモンドは地球内深部の極度の熱と圧力の下で形成されるので、多くの場合内部(インクルージョン)または外部(ブレミッシュ)にユニークなあざを持っています。

ダイアモンドのクラリティとはインクルージョン(内包物)やブレミッシュ(傷)が無いことの程度を表します。

こうしたあざのないダイアモンドはまれであり、希少性はその価値に影響します。

ダイアモンドはフローレス(FL)から明らかなインクルージョンを伴うもの(I3)までのクラリティグレードに分けられます。

ダイアモンドは一つ一つがユニークです。
10倍の倍率で観察した場合に完璧なダイアモンドは存在しませんが、中にはそれに近い石があります。

これらはフローレス(無傷)ダイアモンドとして知られ、非常に稀少です。 宝石商でさえ、一度も見たことが無い人も多くいます。


写真はGIAの鑑定書です。





フローレス(FL)
熟練したグレーダーが10倍の倍率で見てもインクルージョンやブレミッシュが見えない

インターナリー フローレス(IF)
熟練したグレーダーが10倍の倍率で見てインクルージョンは見えず、ブレミッシュだけが見える

ベリーベリースライトリーインクルーデッド(VVS1とVVS2)
インクルージョンは熟練したグレーダーが10倍の倍率で見ても確認が困難

ベリースライトリーインクルーデッド(VS1とVS2)
わずかにインクルージョンがあり、熟練したグレーダーが10倍の倍率で見て確認が困難からやや簡単までの程度

スライトリーインクルーデッド(SI1とSI2)
インクルージョンは熟練したグレーダーが10倍の倍率で見て確認できる

インクルーデッド(I1、I2、I3)
インクルージョンは10倍の倍率で容易に確認でき、透明度や輝きに影響を与える可能性あり



GIAのクラリティにはこのように11のグレードがあります。

クラリティグレードを決定する際、GIAシステムでは、10倍の倍率で見えるクラリティ特徴の大きさや性質、位置、色、レリーフ、量などが考慮されます。

ちなみに世の中のほとんどのダイアモンドはVSからSIのカテゴリーに分類されます。




ほとんどのダイアモンドは10億年以上前にできたといわれています。

まさかダイアモンド自身もこのような厳しい検査を受けるとは思っていなかったでしょうね。


GIA GG(米国宝石学会 宝石学修了者)
クアラントット宝石鑑定士
淵田 大介 / Daisuke Fuchida
スペシャルなオーダーをいただき、1キャラット以上あるダイアモンドが3石入荷いたしました!




あまりに美しいダイアモンドでしたので、
今朝さっそく撮影いたしました。





後ほど改めてこちらのダイアモンドのご紹介をさせていただきますね!


GIA GG(米国宝石学会 宝石学修了者)
クアラントット宝石鑑定士
淵田 大介 / Daisuke Fuchida



クアラントットのジュエリーに最も多く用いられる宝石とは何だと思われますか?


世の中の天然の物質の中では最も硬いです。

何億年、何十億年前に地球の深いところでつくられます。

主な産出地は

紀元前はインド
1700年初期から150年間はブラジル
その後、南アフリカ、ザイール(現コンゴ共和国)、旧ソビエト連邦
80年代はボツワナ、オーストラリア、
2000年からはカナダ

トランプや野球の用語にもなっています。




そう、ダイアモンド!です。





クアラントットでは常時、様々なダイアモンドを仕入れています。

カラーはホワイト、ブラウン、ブラック、イエロー、
カットはブリリアント、プリンセス、ローズ、ハート、
などなど。

その中でも最も多いのが上の写真の0.1ct以下、1mm前後のメレダイアと言われるものになります。

繊細なデザインが多いクアラントットのジュエリーには不可欠なメレダイアですが、検品はなかなか大変な仕事です。

ピンセットで強くつまむと硬度の高いダイアモンドですのですぐに弾いて飛んでしまいます。
ところがこのメレダイアの品質が美しいジュエリーに仕上げるには欠かせないのです。

極小のダイアモンドの品質を肉眼で判断するのは、宝石鑑定士の私でも難しいですから検品は60倍顕微鏡を通して行っています。

クアラントットでは私が宝石学を学んだGIAが考案した、4Cの基準でいうVS~VVSクラスを用いています。
ダイアモンドの鑑定に関する専門用語に関してはまた後日改めてご記述させていただきますね。

普段使いのファッションジュエリーにこのクラスのメレダイアを使うのはなかなか贅沢なことだと思います。

ダイアモンドのクラスを下げれば価格的にお求めやすいものをつくることは可能です。

しかし美しいジュエリーを生み出すためには、上質な素材は絶対条件です。

ましてや直接肌に触れるものであり、大切な想いと共に身につけるジュエリーですので、クアラントットのジュエリーにはプロとして納得のいく素材を厳選していきたいと思っています。

例えば日々の料理でも、口に入れるものですから価格よりも素材にこだわるということがありますよね。
感覚的にはとても似ていると思います。


ぜひ機会があれば、一度クアラントットのショーケースに飾られたジュエリーをじっくりご覧になってくださいませ。

デザインはもちろんのこと、私達のダイアモンドをはじめとする素材へのこだわりを感じてもらえればとても嬉しく思います!






GIA GG(米国宝石学会 宝石学修了者)
クアラントット宝石鑑定士
淵田 大介 / Daisuke Fuchida